ネット販売における、サブスクリプションとは?

サブスクリプションとは?

サブスクリプションとは、定額料金を支払って、一定期間サービスを利用できたり、継続的にサービスを利用できることを指します。

身近な最近の事例では、音楽配信や動画配信などの定額制サービスなどが挙げられます。どちらも、定額料金で一定期間、サービスが使いたい放題で、解約しない限り、課金とサービス提供が継続していきます。
最近では、トヨタが自動車のサブスクリプションサービスを提供していたり、洋服や高級バッグのレンタルのサブスクリプションなど、様々なサブスクリプションサービスが生まれています。

ネット販売でのサブスクリプション

サブスクリプションというと、音楽・動画などのデジタルコンテンツ配信や、レンタルなどのサービスの印象が強いですが、ネット販売でも、サブスクリプションモデルは存在します。

いわゆる「定期購入」としてのサブスクリプション

主に、日用品などの消耗品や、美容・健康食品のジャンルで、定期購入型の販売方法が採用されてきました。継続的に購入ニーズが見込める商材のため、ユーザーからすると、毎回、同じ商品をカートに入れて決済する手間が省けるというメリットもあり、定期購入が導入されてきました。
EC以前の例だと、新聞・ヤクルト・牛乳・生協などが定期購入モデルといえます。
米国では、男性用カミソリのサブスクリプションサービスの「ダラーシェイブクラブ」などが有名です。

ショップがセレクトして届けるサブスクリプション

ネットショップが厳選した商品を詰め合わせて毎月送るサービスや、ユーザーの好みなどをヒアリングして嗜好にあうものをセレクトして毎月送るサービスなどが米国より2010年代に続々と誕生してきました。

代表例としては、高級化粧品ブランドのサンプル品を毎月BOXに詰め合わせて届ける「Birchbox」や、ユーザーの好みを最初にヒアリングしてその情報をもとに、AIとスタイリストによって選ばれた衣服を届ける「STITCH FIX」などが挙げられます。

これらのサブスクリプション型のコマースのメリットとして、継続されやすい点や、商品の生産数を予想しやすい点などが挙げられます。
もちろん、サービス開始当初は定期購入者数が少ないので、初期段階では費用が先行する可能性がありますが、継続ユーザーが増えて毎月の発送数が積み上がっていけば利益を出しやすい構造になっていきます。


以上、ネット販売においてのサブスクリプションについての説明でした。自分のショップでも取り入れられるところがあれば、ぜひ試してみてください。

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