個人でもできる!ネットショップの始め方

個人でもネットショップは運営可能か?

ネットショップは個人でも十分運営可能です。また、個人運営のネットショップも数多く存在しています。
以下の2つの観点からも、ネットショップは個人でも運営しやすいビジネスと言えるでしょう。

資金面

実店舗の開業・運営と比較すると、実店舗は開業にかかる費用として、店舗を借りる際の、家賃数ヵ月分にあたる初期費用や、店の内装などの改装費用などが最初に掛かってきますが、ネットショップの場合は、それらの費用が一切かからないため、開業のための費用を抑えることができます。

業務面

ネットショップの運営に関する業務においても、特殊なスキルなどが必要な業務はほとんどなく、初めてネットショップを運営する人でも十分にこなせます。
もちろん、販売するサイトをシステム含めゼロから作るとなると、開発を委託したりする必要が出てきますが、ネットショップを簡単に作れるサービスを利用したり、ショップのアイコンを作るのであれば、仕事を依頼するサイトを通じて作成するなど、大きな費用を掛けずにネットショップを運営していくことが可能です。

ネットショップ開設までにやるべきこと

次に、ネットショップの開設までの大まかな流れを説明します。

1.ショップの方針を決める

どういうジャンルの商品を販売していくのか、主要な客層の想定(性別や年代など)、どういうふうにショップ(商品)を打ち出していくか、ショップの開設・運営のための予算など、ショップとしての方針を決める必要があります。

2.商品の準備

ショップの方針に基づいて、実際に販売する商品を決めます。同時に、仕入先を確保します。また、実際に商品を発注するタイミングですが、ショップ作成のために商品の写真を撮る必要があれば、必要最低数量をこのタイミングで発注する必要があります。仕入先から商品画像を提供してもらえるなどであれば、必ずしもこのタイミングで発注しなくても良いですが、商品の実物は早めに見ておく方が良いでしょう。

3.ネットショップの制作

ネットショップを作成するには、まずは、Amazonや楽天などのショッピングモールに出店するか、もしくは、ショッピングモールではなく単独のショップとしてネットショップを作成するか、という方針を決め、その次に、具体的にどこのサービスに申し込んで、ショップを開設するかを決める流れになります。

ショッピングモールと、単独のネットショップとの違いは、ショッピングモールは既にユーザーがモールにいて希望の商品を探している状況なので、集客面ではショッピングモールの方が勝っているかもしれません。ただし、ショッピングモール内での他の同様の商品と価格面・品質面などで比較されるので、他商品との競争・差別化が必要になってきます。

また、ネットショップの制作と並行して、決済方法、配送業者を決めていきます。配送業者を決める際に、配送料を把握するために、商品をどのサイズの段ボールで送るか決める必要があります。配送のサイズとセットで、段ボールなどの梱包資材と梱包方法を決めると良いでしょう。

4.開業届の提出

個人事業主として開業する場合、事業開始から1か月以内に所轄の税務署に開業届を提出する必要があります。開業届を申告しないとネットショップが運営できないわけではないですが、税金の申告時や、事業上の手続きの際などに必要となってきます。




EC(ネット通販)が始まってから、20年以上が経過し、ネットショップの開設・運営をサポートするサービスも数多く出てきて、ネットショップの立ち上げ・運営がしやすくなってきています。
興味があるようであれば、まず始めてみてはいかがでしょうか。

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