ネットショップは儲かる?儲かるための考え方とは

ネットショップの開業を検討中の人などにとって、ネットショップが儲かるかどうかは非常に気になるところだと思います。今回は儲かるをテーマに投稿します。

ネットショップは儲かるのか?

実際に儲かるかどうかですが、ネットショップを開業すればすぐに儲かるというほど簡単ではないですが(※)、正しい知識をもって着実な運営を行っていけば、利益は出るはずです。
逆に、どうすれば儲けが出るのかということを知らずに、ただネット上で商品を販売しているだけだと、儲かっている状態になるのは難しいかもしれません。

※知名度のある実店舗が満を持してネットで販売を開始する場合など、例外はあります。

前提として商品が売れる必要がある

まず、大前提として、ネットショップを運営して儲かるには、当然ですが商品が売れる必要があります。
そのために、大きくわけて2つのポイントがあります。

商品力

商品力とは、一言でいうと、取り扱う商品自体が魅力的か(ユーザーが購入する理由があるか)ということです。
どこでも売っている商品を他よりも高い金額で販売しても、わざわざそのショップで購入する人はいないでしょう。
他では売っていない希少性や、類似商品にはない付加価値、販売価格が他の同様の商品よりもリーズナブルなど、商品自体に競争力がないと多く売るのは難しいでしょう。

販売力

販売力とは、私個人の定義になるのですが、ネットショップにユーザーを集客する力、商品を訴求する力、購入したユーザーに対してショップへの再訪や継続購入を促す力などをまとめて販売力と言っています。
いくら、魅力的な商品を扱っていても、ユーザーにその存在を知ってもらえないと売れないですよね。
ネットショップを開設しただけで、勝手に人がやってきて勝手にどんどん売れるということはないので、いかに購入しそうなユーザーにショップに来てもらうか、ショップに来たユーザーに商品を買ってもらうか、商品を1点だけでなく複数まとめて買ってもらうか、購入後また来て買ってもらうか、というところを改善していくことによって、売上が伸びていきます。

費用と利益について

儲かっているとは、利益が多く出ている状態(もしくは自分の給与が高額な状態)ということになります。
売上が大きいからといって、必ずしも儲かっているとは言えない可能性があります。

たとえば、広告をどんどん出せば注文もどんどん入ってきて売上は伸びるかもしれませんが、もし広告費を回収できていない(※)とすると、広告を出し続ける限り赤字になります。

※極端に言えば、売上よりも広告費の方が大きい場合など。広告費や商品の仕入れ代金が売上を超えているようであれば、広告費は回収できていないです。

つまり、1注文あたりの費用を把握することが重要です。
さらに、人件費やオフィスの賃料などの固定費(売上に関係なく月々発生するような費用)も把握しておくべきでしょう。

また、利益についての考え方も重要です。
利益に関して重要なのは、いくらで仕入れたものをいくらで売るのか、値付けの方針です。
1注文あたりの利益が小さいと、たくさん売れても、なかなか儲かっている状態にはならないです。


説明は以上ですが、ネットショップで儲かる、という状態について多少イメージがついたでしょうか。
当記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。

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